引き直し計算
引き直し計算は,全部の取引経過をもとにして,1つ1つの貸付及び返済という全部の取引について,利息制限法の制限利率に従って計算し直す作業のことをいいます。
これによって,利息制限法違反の取引を行っていた場合,どれだけ余分に払っていたのかが判明します。
そして,払いすぎた分を,残っている借元本に充てるように計算していくのです。
また,減らすどころか借金が全部なくなり,さらに払いすぎているということもあります。 いわゆる過払金が発生しているのかどうかということですが,これも引き直し計算によって判明します。
この引き直し計算は,任意整理であろうと,破産であろうと,個人再生であろうと,債務整理をする以上は,まず第一に必ず行われます。 正確な借金の総額を知るために必要不可欠だからです。
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入力手引き*
①債務者、会員番号、貸金業者名を入力する(1つのファイルで1つの貸金業者)
②初日参入チェックをチェックする(裁判所での計算は初日参入で行うが、貸金業者の計算は初日参入しないケースが多い)
③過払い利息をつけるかどうかを選択する(通常はつけておいてよい。和解の際に利息を付さないなどの条件を出された場合に試算してみるのもいいだろう)
④取引履歴にしたがって、取引日付と借入/返済額を正確に抜けなく記入していく。
根気のいる作業だが、がんばるしかない。
⑤借入残高(ファイルでは残元金欄)に合わせて、金利率を変更していく。(利率は利息制限法に従う)
【金利変更は、賛否あるようですが、私の経験で裁判所で金利を元本に合わせて変更するよう指導されたので、このように記載しています】
⑥最終行の残元金と過払い利息残額を足したものが、あなたのお金である過払い金+利息となる。
(この残元金がマイナスになっていれば、元本以上に払い過ぎていることを表します。そのマイナス分をプラスに転換した額が元本以上に払い過ぎていて、業 者から取り返せるお金つまり過払い金です。残元金がプラスの場合、まだ完済できていませんが、この残元金が本当の元本です。業者が指示する借入残高と乖離 がある場合は、その分過払いになっていることを表します)
※完済済みの方は、最終行のもうひとつしたの行に今日の日付を入力すると、完済日~今日までの過払い利息を計算できる。
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